こんにちは、「副業ファーマン」です。
サラリーマンとして働きながら、6畝・60メートルの畑で家庭菜園を営んでいます。
そんな生活の中で、僕がハマっているのが「固定種の野菜づくり」です。
固定種ってなに?
まず、固定種とは何かをご存じでしょうか?
F1品種(人工交配された一代限りの種)と違い、何世代も種を採って育てられる野菜が固定種です。
- 味が濃くて個性がある
- 環境に適応しやすい
- 種を採って翌年も使える(節約!)
といった特徴があり、今、密かに人気を集めています。
ホームセンターなどで野菜の種や苗が売っていますが、その多くがF1品種。
F1品種は病気に強かったり、多収穫、味も美味しいという大きなメリットがありますが、種を採取して翌年も育てるといったことができません。
一方で固定種は種を採取することができれば、次年度も採取した種から育てることができ、循環型の農業を可能にします。
僕が育てている固定種の野菜たち
僕の畑では、ちょっと変わった固定種の野菜たちを育てています。
どれもスーパーではまず見かけない“個性派”ばかり。以下に紹介します。
🥕島オクラ
粘りが強く、断面が丸いのが特徴。
昨年、種を30個300円でメルカリに出品したところ、4回も売れました。
収穫も楽しく、食卓にも映える万能選手。

🎃バターナッツかぼちゃ
ひょうたんのような形がユニーク。
スープにするとクリーミーで、子どもたちにも大人気。
厚目にスライスして焼き肉のときに一緒に焼いて食べるのもおすすめです。
収量が多く、保存性も高いので助かっています。
🍉シュガーベイビー(小玉スイカ)
皮が薄く、甘みが強い小玉スイカ。
省スペースでも育てられるので、家庭菜園向きです。

🥒地這いきゅうり
支柱がいらない省エネきゅうり。
地面を這って育つため、管理は多少手間ですが、夏場に爆採れする勢いがあります。
🍅インディゴブラッズアトミックグレープトマト
名前からしてインパクト大のミニトマト。
紫や緑、赤が混ざったグラデーションカラーで、まるで宝石のよう。
味は市販のものに比べると少し劣りますが、見た目の良さから食卓を彩ってくれます。

🍁 赤しそ
使う用途は少ないですが、前年のこぼれ種からあちこちで発芽し、たくましく育ってくれています。
キュウリやナス、ミョウガがあれば柴漬けにする際に大活躍。
我が家には梅の木がありますので、梅干を作るときにも重宝しています。

毎年、こぼれ種から畑の周りで勝手に大きくなるので、全く手間がかかりません。
あまり活躍するシーンは多くないですが、いざという時に役に立ちます。
固定種で“副収入”が生まれる理由
島オクラの種を売ってみたことで、「あれ?これって収入になる?」と気付きました。
- 家庭菜園はもはや“資産”
- 自家採種で“原価0円”の副収入が可能
- メルカリなどで固定種の種は一定のニーズがある
という背景から、ただの趣味だった家庭菜園が副収入の柱になりつつあります。
今年の収穫が終わったら、他の野菜からも種を採取して、出品してみるつもりです。

↑上の画像はシュガーベイビー(小玉スイカ)からとれた種です。
兼業農ライフの魅力とリアル
サラリーマンとして働く日々は忙しいですが、
畑に出ると不思議とリフレッシュできる。
そしてその延長線上に「お金になる喜び」があると、やっぱり嬉しいんです。
もちろん、全てがうまくいくわけではありません。
虫に食われたり、発芽しなかったり。
でも、固定種だからこそできる“循環型の暮らし”には、大きな価値があります。
それに加えて、節約できることが非常に大きいと思います。
家庭菜園で食費を月3,000円以上節約!10m×6畝でどれくらい収穫できる?体験談を公開
収益を得ることより、節約をする方が何倍も楽なんです。そして即効性が高い!
これから挑戦したいこと
- 自家採種の安定化(特にバターナッツとシュガーベイビー)
- 保存性の高い野菜の拡充
- 種のパッケージ化
目指すのは「暮らしを耕し、収入も耕す」スタイル。
無理せず、でも確実に育てていきたいですね。
おわりに
副業としての家庭菜園は、派手ではないけど堅実です。
固定種は手間もかかるけど、愛着も大きい。
そんな生活に価値を感じてもらえたら嬉しいです。
今後も“ニンジン姿の副業ファーマン”として、
家庭菜園×副収入のリアルを発信していきます!
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