副業ファーマンです。
本業は平日は会社員、週末は家庭菜園に精を出す、三人の子を育てる父でもあります。
今回は、そんな私が数ある副業の中から「不動産投資」を選んだ理由について、正直な気持ちを交えて綴ってみたいと思います。
■ 40代になって見え始めた将来の不安
40代という年齢は、キャリアの節目に差し掛かるタイミングです。
責任ある仕事を任される一方で、体力の衰えや社内の変化を肌で感じ始める時期でもあります。
私の場合、仕事そのものに大きな不満はありませんでした。
ただ、漠然とした不安が日増しに強くなっていたのです。
- 子どもたちの教育費はいつまでにいくら必要?
- 定年後の生活費は足りる?
- 今の貯金ペースで本当に安心?
- 会社員人生の終盤、収入が減ったときにどうなる?
ふと気づけば、「このまま会社の給料だけに頼っていて大丈夫か?」という疑念が心の中でくすぶっていました。
■ 時間と体力を使わずに収入を得たい
副業を始めたいとは思ったものの、私のようなサラリーマンが使える時間は限られています。
家庭もあるし、平日は帰宅後にヘトヘト。休日も自由になる時間はほんの少しだけ。
そんな中で選択肢にあがったのが「資産運用」と「不動産投資」でした。
株や投資信託も検討しましたが、
・短期的に成果が出にくい
・メンタルが弱いと下落相場で不安になる
・銘柄選びに知識が必要
という理由で、自分に合わないかも…と感じるように。
その点、不動産投資は「物件」という実物資産があり、うまく仕組み化すれば手間をかけずに収益が発生する可能性があると知り、興味を持ちました。
実際には義理の父、大学時代の親友が不動産投資をしていたことも大きいです。
■ 不動産投資が持つ「3つの魅力」
不動産投資を調べるうちに、以下の点がとても自分にフィットしていると感じるようになりました。
- 毎月の家賃収入が得られる(キャッシュフロー)
入居者がいれば、毎月の家賃が安定的に振り込まれます。長期契約であれば、計画も立てやすい。 - ローンを活用すれば、少ない自己資金でも始められる
たとえば300万円の物件でも、100万円の自己資金+融資で購入可能なケースもあります。他の人のお金で自分自身の資産が拡大する投資は不動産投資以外にはありません。リスクをとるのは当然、自分ですが。 - 自分の資産として残る
家賃収入だけでなく、最終的に売却して利益を得る「キャピタルゲイン」も期待できます。
■ 私が「築古戸建て」から始めた理由
実際に投資を始める際、最初に悩んだのが「どのジャンルにするか」でした。
ワンルーム区分マンション、一棟アパート、民泊、駐車場……選択肢は多岐に渡ります。
そんな中で私が選んだのは「築古戸建て投資」でした。
理由は以下のとおりです。
- 価格が安い(現金でも買えるものがある)
- 競合が少ないため(プレイヤーが同じぐらいの資産背景になっている)、指値交渉の余地が大きい
- リフォーム次第で物件の価値を上げられる
- 地方物件で高利回りを狙いやすい
もちろん、古い物件にはデメリットもあります。
修繕が必要だったり、買ってみないと分からない隠れた問題が出てくることも。
でも、リスクを織り込んでも「育てる楽しさ」がある投資だと感じたのです。
下の画像は初めて買った築古戸建ての外観です。
なかなかの見た目ですが、手をかけて入居付できるよう必死に行動しています。

当然、リスクもあるので、そのあたりは『築古戸建投資のリアル』という記事で詳しく僕が感じたことを説明しています。
■ サラリーマンの副業としての再現性
私はサラリーマンとして日々働いており、日中に不動産の管理や電話対応はできません。
そんな私でも実践できるように工夫したことがあります。
- 管理会社に入居者対応を任せる
- リフォームは最低限+地元業者に一任
- 内見・購入は土日に集中させる
- 書類や契約はPDF・郵送で対応可の物件を狙う
このように、「手離れ」を意識すれば、副業として無理なく続けられると実感しています。
■ まとめ:動いた人だけが見える世界がある
不動産投資は、知識ゼロから始めても着実にスキルが身につく副業です。
最初は本を読んで、物件を見に行って、わからないなりに1件ずつ対応していけばOK。
副業は「やる」か「やらないか」で将来が大きく変わります。
この記事が、あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。
金額が大きい分、一歩踏み出すのはホントに勇気がいるものです。
次回は、私が実際に購入した戸建ての話や、資金調達の苦労、家賃設定の悩みなどもリアルにご紹介していきます!
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