はじめに|野菜高騰の時代、家庭菜園が“副業”になる時代
物価上昇が続き、スーパーでの買い物が以前より明らかに高く感じる今日この頃。
特に野菜は天候の影響を受けやすく、トマトやキュウリなどは一時的に値段が2〜3倍になることも珍しくありません。
そんな中、「家庭菜園」という選択肢が、単なる趣味ではなく“生活を守る手段”、さらには“支出を減らす副業”として注目されています。
私は現在、10メートルの畝を6本、合計60メートルの畑を管理しています。
本業はフルタイムの会社員で、家庭では3人の子どもを育てる父。時間は限られていますが、この小さな畑から、毎月5,000円以上の食費を節約しています。
この数字は当然、季節によって変動します。
ニンニクや玉ねぎを大量に収穫できる春先の方が節約の度合いは大きいかも。
自己紹介|副業ファーマンってどんな人?
こんにちは、副業ファーマンです。
本業は管理職として働くサラリーマン。平日は忙しく働く一方で、家庭菜園やブログ、DTM(音楽制作)など、複数の副業にも挑戦中です。
子どもたちと過ごす時間や家事もある中で、少しでも暮らしを豊かにしたいという思いから、家庭菜園をスタートしました。
今では、野菜を自分で育てることが、家計にもメンタルにも良い“副耕作”になっています。
僕が畑をしている理由は自己紹介の記事でも記載しています。
家庭菜園はどれくらい節約になるのか?
実際に私が育てている野菜と、スーパーでの価格を比較した「リアルな節約額」をご紹介します。
野菜 | 1ヶ月の収穫量 | スーパー価格換算 | 節約額目安 |
---|---|---|---|
ミニトマト | 約40個 | 150円/10個 | 約600円 |
キュウリ | 約30本 | 100円/3本 | 約1,000円 |
モロヘイヤ | 約8束 | 150円/束 | 約1,200円 |
ナス | 約15本 | 100円/3本 | 約500円 |
オクラ | 約30本 | 150円/5本 | 約900円 |
その他(スイカ、ピーマン等) | 季節による | – | 約1,000円 |
合計 | – | – | 約5,200円 |
※収穫量は天候・時期によって上下します。
当然、植物を相手にしてるので、うまくいかないときもありますし、季節によってはほとんど収穫ができないときもあります。
家庭菜園初心者におすすめの野菜3選
「これから始めたいけど、失敗したら嫌だな…」という方も多いはず。
私自身、最初は育てやすい野菜から始めて、徐々に畝数を増やしていきました。
① ミニトマト
- 育てやすさ:★★★★★
- 初心者向きで失敗が少なく、収穫期間も長い。プランターでもOK!
- 真夏の暑さに注意。南米原産で夏野菜の代表ですが、案外暑さに弱いです。また、雨に当たると実が割れてしまうことも。日よけ、雨よけがあると長い期間、楽しめる野菜です。
- 案外、色々な種類が多くて、育てていると楽しいです。下の画像はインディゴブラッズアトミックグレープトマトという品種です。独特な色合いなので収穫時期がわからず苦労しましたが、肉厚で野性味あふれる味です。

② モロヘイヤまやはツルムラサキ
- 育てやすさ:★★★★★
- ほぼ放置でも育つ。栄養価が高く、夏バテ対策にもぴったり。特に夏場に収穫を迎える葉物野菜は少なく、非常に貴重な存在です。納豆と合わせて食べるのもGood!
③ オクラ
- 育てやすさ:★★★★☆
- 成長が早く、毎日収穫できる。ネバネバ野菜としても重宝。アブラムシなどの害虫被害にあっても、負けずにしっかり育ちます。
- 個人的にはオクラの花は綺麗で好きです。花弁が大きく、暑い夏でも力強く、涼しげに凛と咲く姿が何とも言えません。


限られた時間でも継続できるポイント
管理職で3児の父という状況でも、家庭菜園を継続できている理由は「ルール化」と「時短アイテム」です。
🕒 ルール化して作業を習慣に
- 毎朝15分:水やり+見回り
- 週1回:まとめて追肥や草抜き
- 雨の翌日、翌々日は休養日(心の中で雨乞いをする日もしばしばあります)
🛠 時短アイテムの活用
- 黒マルチ:雑草を防ぎ、水やり回数も減少
- 畝立て器:一気に直線的な畝が完成
- 大容量ジョウロ:往復回数を削減
家族の協力や、子どもとの収穫体験も「楽しさ」と「教育効果」の両方を生み出してくれています。
食費節約だけじゃない!心のゆとりも収穫できる
家庭菜園を始めて感じたのは、金銭的なメリット以上に、心の安定につながること。
- 自分で作った野菜は、なぜか美味しい(スーパーでは味わえない野性味あふれる味を堪能できる)
- 失敗しても「まあ、自然相手だし」と笑える
- 家族との会話が自然に増える
小さな成功体験の積み重ねは、メンタル面でも大きな支えになります。
家庭菜園 × ブログで“収益化”も可能に?
現在、私はこの家庭菜園のリアルな日々をブログで発信しています。
もともと収入を得る目的ではありませんでしたが、次のような方法で収益化も視野に入っています。
収益導線の例
- アフィリエイト(おすすめグッズ紹介)
- Google AdSense(広告表示)
- ブログ自体のブランディング・信頼形成
最初の一歩は「家庭菜園で得た経験を書き残すこと」。
それが人の役に立ち、価値になり、収入につながるという流れも、十分現実的です。
まとめ|家庭菜園は“攻め”の節約副業
食費を抑えるだけでなく、暮らしに豊かさをもたらす家庭菜園。
管理が大変そうと思われがちですが、ルール化と工夫次第で、本業と両立しながら続けることは可能です。
家計の“守り”だけでなく、心や暮らしの“攻め”としての家庭菜園、あなたも始めてみませんか?
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